富士宮駅周辺、人気の富士宮やきそば「大阪屋」の実食レビューとメニュー紹介

この記事では、富士宮で食べられるおすすめの富士宮焼きそば 「大阪屋」の実食レビューをしていきます。

この記事を読めば、現地に行かないとわからない「大阪屋」の店内や作っている風景、おかみさんの人柄、焼きそばの味や感想がわかりますよ。

富士宮焼きそばの老舗「大阪屋」とは？

富士宮焼きそばは、静岡側の富士山登山ルートである「富士宮ルート」がある富士宮のご当地焼きそばです。

モチモチの中華そばと豚肉、いか、えび、野菜でつくるソース焼きそばにたっぷりの魚粉と天かす、紅生姜をのせてあるのが特徴です。

富士宮焼きそばでググると上位に出てくる人気店である「大阪屋」は、富士宮焼きそばやお好み焼き、・時雨焼き（そばのせのお好み焼き）が食べられる鉄板焼きのお店です。

いまは3代目のおかみさんが営業をしていますが、先先代から女性がずっとやっているとのことです。

（おかみさんは、気さくで話しやすくていろんな質問に答えてくれました。）

60年前からの老舗なので、地元でも気さくなおかみさんの性格と味の良さも相まって人気なのも頷けます。

大阪屋の店内

お店に来訪したのは、平日午後3時過ぎでした。そのこともあり店内は誰もいませんでした。

営業は午後４時までなので、多分お店のランチも閉める前だったと思います。

店内はテーブル席3つ、カウンター席、カウンター近くには大きな鉄板があります。

壁には、有名人のサインもあります。

大阪屋のメニュー

大阪屋のメニューは壁にかかっています。内容は確認できたものは下記になります。

富士宮焼きそばという表示はされておらず、焼きそばと書いてあるのは全て「富士宮焼きそば」なのだそうです。

また焼きそばは人気メニューなのですが、それ以外にもお好み焼きもあり人気メニューはそばをのせて焼く「時雨焼き」なのだそうです。

そばのせなのでモダン焼きの様なものでして、名前のしぐれの由来は「花札」から来ているのだそうです。

ちなみに地元の年配さんは、お好み焼きのことを「洋食」というらしく、ソースのかかった料理は洋食だと思っていた時代の名残らしいです。

またメインの焼きそば、お好み焼き以外にもおつまみとアルコールも提供しています。

人気店「大阪屋」の富士宮焼きそばを実食レビュー

さっそテーブル席に座ってミックス焼きそばを注文します。

ミックス焼きそばの具は肉・玉子・いかの３種類が入ってます。

なんでもネット記事で美味しい富士宮焼きそばで有名になってから、富士山登山のお客さんはもちろんのこと、そこで働く富士山のボランティアスタッフさんたちもよく立ち寄ってくれるのだとか。

そんなお店の話をしながら、おかみさんは鉄板の前で坦々と焼きそばを作ってくれます。

最後にソースを麺に絡めて、上からソース、魚粉、目玉焼きと紅生姜をたんまり乗せれば富士宮焼きそばの完成です。

ミックス焼きそば　700円

写真を撮ることをおかみさんにいうと、専用の旗を出してくれました。

なんでもインスタなどのSNSに載せるお客さんが増えたので口コミ宣伝用として用意したのだということでした。（ちゃっかりしてるw）

では、さっそく食べていきます。

しっかりと焼きそばソースに絡まった上に魚粉、目玉焼き、紅生姜をのせて追いソースがかけられています。

それでいて、味は濃いめというわけではなく酸味を若干飛ばした甘みがほのかにある味わいになっています。

ソースの酸味は大型の鉄板調理で飛ばして仕上げる方法がありますが、まさにその巧みの技といえるでしょう。

中太麺もよくソースに絡んでモチモチしています。

野菜との相性もよく、全体的に脂身も飛んでいるので美味しいですね。

肉は豚肉を使用しています。

プリプリのいかとシューシーかつ淡白な薄切りスライスの豚バラが見事にマッチしています。

全体的な味の感想としては、魚粉だしとソースの風味が合わさり、より和風な味わいの焼きそばといいった感じでしょうか。

一人前のボリュームは普通程度なので、成人男性ならぺろっと平らげてしまう（美味しいから尚更）くらいでしょう。

私もしっかりと完食しました。ごちそうさまでした。

富士宮焼きそば風にするのは、家庭でも魚粉などがあればできます。

が、特性ソースと大型鉄板での調理で初めてなる「大阪屋」の味は家庭で作るそれとはやはり違いますね。

大阪屋の場所と詳細

身延線富士宮駅から徒歩10分程度のお店で駅から歩いても行けるところです。

営業時間は11:00〜16:00まで、休日は火曜日です。